スマホで音楽を聴いたり、動画やゲームを楽しんだり。
イヤホンやヘッドホンは子どもからティーンまで、日常に欠かせない存在になっています。
しかしWHO(世界保健機関)の調査によると、世界の12歳〜35歳の若者およそ11億人が「イヤホンやヘッドホンの使い方によって聴力に影響を受けるリスクがある」とされています。
今回は耳の健康を守るための正しい知識をご紹介します。
▍イヤホン・ヘッドホンで安全にサウンドを楽しむための音量と時間は?
私たちの耳の奥には「有毛細胞」と呼ばれる、とても小さな細胞があります。
これは音の振動を電気信号に変えて脳に伝える、大切な役割を持っています。
でも、有毛細胞は強い音に長時間さらされるとダメージを受け、働きが低下してしまいます。
しかも一度壊れてしまうと再生せず、聴力の回復は難しいといわれています。
だから「音量」と「使用時間」が耳の健康に直結しているのです。
イヤホン・ヘッドホンによる難聴のリスクは、「音の大きさ(音圧)」と
「聞いている時間」のかけ合わせで決まります。
WHOの基準では...
・成人 :80dBで1週間あたり40時間
・若年層:75dBで1週間あたり40時間
これが「安全に聴けるための目安」とされています。
ただし「40時間以内ならどんな音量でも大丈夫」というわけではありません。音が
3dB大きくなるごとに、耳が安全に耐えられる時間はおおよそ半分になります。
耳を守りながら音楽や動画を楽しむためには、日々の習慣と製品選びがポイントです。JLabでは、
子どもの耳をやさしく守るために、安心して使える製品を展開しています。
耳は一生もの。 小さな頃から耳を思いやる習慣を身につけることが、未来の聴力を守る第一歩です。
JLabは、ユーザーの皆さんが安心して音を楽しめるように、耳にやさしい設計とワクワクする
リスニング体験を届けていきます。
※耳の痛み・耳鳴り・聞こえにくさなどの症状が続く場合は、自己判断せず耳鼻咽喉科にご相談ください。
※本記事は公的情報をもとに一般的な知識を紹介するもので、診断・治療を目的とするものではありません。
本記事は、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の公式サイト「イヤホン・ヘッドホンによる難聴」(https://owned.jibika.or.jp/headphone)および WHO(世界保健機関)が公表している「安全なリスニングに関する指針(Safe Listening)」(https://www.who.int/news-room/questions-and-answers/item/deafness-and-hearing-loss-safe-listening) の内容をもとに、自社にて要約・再構成したものです。詳細は各公式サイトをご確認ください。
出典:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「イヤホン・ヘッドホンによる難聴」、WHO「Safe Listening」」